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〒860-0051 熊本県熊本市西区二本木3丁目12-37

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法人紹介|コロニーとは

全国に先駆けて熊本で最初のコロニーが誕生

コロニーとは

戦後、結核回復者は結核による体力低下や後遺症などのため、働きたくても働ける場所がありませんでした。そこで昭和24年、結核回復者4名が自らの手で働く場をつくりました。それがコロニープリント社で、現在の熊本県コロニー協会の礎です。

昭和24年創設メンバー
「昭和24年」創設メンバー

設立当時のコロニープリント社
設立当時コロニープリント社

当時の作業風景(謄写版印刷)
当時の作業風景(謄写版印刷)

昭和30年代、総動員の製本作業
「昭和30年代」総動員の製本作業

昭和56年、4色機導入
「昭和56年」4色機導入

昭和60年、ゼンコロキャンペーン
「昭和60年」ゼンコロキャンペーン

平成3年、第1回コロニー夏まつり
「平成3年」第1回コロニー夏まつり

平成16年、新訓練棟完成
「平成16年」新訓練棟完成

組織図 2020.12 現在

組織図

沿革

1949年 9月 熊本市出水町今に結核回復者4名がコロニープリント社設立
1954年 4月 熊本市宮内町1番地(現、熊本県営藤崎台球場)に移転し「熊本県コロニー協会」と名称変更、総員29名
1956年 7月 財団法人熊本県コロニー協会設立
1960年 2月 熊本市二本木3丁目12番37号(現在地)に移転、総員51名
1961年 3月 社会事業授産施設、熊本授産補導所(定員50名)開始、総員51名
1963年 2月 オフセット印刷開始
3月 社会福祉法人熊本県コロニー協会認可、総員62名
9月 宿泊所楠風寮を新築
1966年 2月 写植製版開始
1968年 1月 熊本授産補導所を熊本コロニー作業所に名称変更
1983年 4月 熊本コロニー作業所(定員30名)と身体障害者福祉工場・熊本福祉工場(定員50名)に分離切り替え、宿泊所楠風寮を廃止
1999年 9月 創立50周年、総員106名
2004年 12月 知的障害者通所授産施設「旦過園、定員30名」開所
2007年 4月 熊本コロニー作業所が就労移行支援(定員6名)就労継続支援B型(定員30名)に事業体移行
2010年 2月 熊本県の指定を受け、協会敷地内にて熊本県コロニー協会相談支援センター開始
4月 熊本福祉工場が就労継続支援A型(定員40名)に事業体移行
熊本福祉工場宿舎を熊本コロニー福祉ホーム(定員20名)に変更
2011年 4月 熊本コロニー作業所の就労移行支援の定員を変更(定員14名)
12月 旦過園が就労継続支援B型(定員30名)に事業体移行
熊本コロニー作業所にて自立訓練・生活訓練(定員6名)を開始
2012年 4月 グループホーム(共同生活援助)きずな蓮台寺(定員4名)を熊本市西区蓮台寺に開所
6月 熊本県コロニー協会相談支援センターを熊本市西区二本木5丁目3番7号に移転
2013年 7月 2ヶ所目のグループホームきずな野中(定員4名)を熊本市西区野中に開所
2014年 8月 熊本コロニー福祉ホームを3ヶ所目のグループホームきずな二本木(定員20名)に改編
2015年 4月 熊本県コロニー協会相談支援センターが熊本市から相談者相談支援事業の委託を受け「熊本市障がい者相談支援センター光」と名称変更
2016年 4月 熊本市障がい者相談支援センター光を熊本市西区春日1丁目3-18に移転
2017年 4月 放課後等デイサービスセンターあした開設(定員10名) 熊本福祉工場に就労継続支援B型事業を併設(定員10名) 就労継続支援A型の定員を40名から30名に変更 熊本コロニー作業所就労継続支援B型事業の定員を20名から15名へ変更 旦過園の就労継続支援B型事業の定員を30名から25名に変更
2018年 3月 熊本市障がい者相談支援センター光 閉鎖
2019年 9月 創立70周年記念

全国に仲間がいます

熊本から始まったコロニー運動は全国へと広がり、コロニーと名のつく事業所が全国にできました。昭和35年、全国コロニー協議会(現在の一般社団法人ゼンコロ)が発足、経営基盤の安定を図るため、お互いに交流を深めています。

ゼンコロ綱領

私たちは戦後の混乱のなかから、自らが生き、働く場をつくる事業と運動を共同してすすめてきたが、障害を理由に生きる諸権利が制限され、その状況は今日もなお続いている。私たちが願う進歩した社会とは、すべての人々の自由と尊厳が守られ、平和で人間らしい生活を送ることができる社会であり、このことは人類共通の願いである。

私たちはそうした人間尊重の理念にたち、完全参加と平等と障害者の働く権利の具体的な保障をめざし、わが国の関係制度や社会・経済・文化的諸条件の改善を図り、すべての人々が幸せに生きることができる社会の実現に向けて連帯し、積極的に行動する。

開拓者の心
私たちは、試されたことのない道を自分たちの手できりひらく開拓者のこころをもち続けます。
働く喜び
私たちは、さまざまな困難を乗りこえ、働く場やそれを支える暮らす場を創設し、働くことをつうじて積極的に社会に参加できることをめざします。
可能性の追求
私たちは、ひとりひとりの多用な可能性を信じて、新しい能力を発揮する努力を続けます。
連帯と協力
私たちは、お互いに協力し、励まし合い、かわることのない連帯で幸せを築くことに努めます。
豊かな社会
私たちは、心を合わせて、すべての人が障害の有無に関わらず、人としての幸せを感じられる、平和で豊な社会の実現をめざします。

ゼンコロマップ

ゼンコロマップ

ゼンコロは1961年10月創立以来「開拓者の心」を基本姿勢に「完全参加と平等」の実現のため積極的に運動を続けています。現在、全国10の社会福祉法人で構成され、50を超える施設に3,400余人の障害者と健常者が共に働いています。各法人とも企業的職場づくりを進めながら、それぞれの特性を活かしたさまざまな事業に取り組んでいます。